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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロックヤンバルクイナ
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「沖縄・東村高江のヘリパット基地建設抗議
                        2・25支援集会」報告


 沖縄東村高江で米軍ヘリパット建設工事が強行され、今も住民は、非暴力で体を張った抵抗が続けています。
連日高江から支援を訴える悲痛な声が届いています。高江のヘリパット建設工事強行は地域住民を無視し、法をも無視した暴挙です。
 
 しかしこの現実は日本の人々にほとんど知らされていません。ましてやアメリカ国民にも知らされていません。このヘリパット建設は天然記念物に指定されているノグチゲラ、そしてやんばるの自然にしか生息していない貴重な小動植物を死滅させかねず、地球の財産である自然を破壊するだけではなく、高江の住民の生活をも破壊するものです。その上米軍に人殺しの基地を提供することになります。なんとしても政府、防衛省、アメリカのこの暴挙をやめさせねばなりません。
 
 今集会は、今まさに高江住民の抵抗を世の中の人々に訴え、その闘いを支援するため開かれた緊急集会でした。2月20日のアメリカ大使館要請行動では、私達の運動の高まりに恐怖した政府、警察権力、アメリカ一体となった弾圧で、2名が不当逮捕されました。本集会で、弾圧抗議声明が読み上げられました。

 私達は確実に権力の目論見を潰しつつありあります。しかし予断は許しません。政府、防衛省は、日本のそして世界の人々に知られる前にこの愚行をやり遂げてしまおうと躍起になっています。本集会では現地と電話回線をつなぎ現地の毎日の緊迫した状況を生の声で伝えてもらい、防衛省が3月以降も工事(チェンソーによる大木の伐採)の強行姿勢崩していないことを痛感させられました。現地座り込み参加者の報告もあり、今後も運動を強めていくことを確認しあいました。


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