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            8・18枝野防衛庁長官の自衛権行使発言を撤回し、辞任を求める
                                      省官邸前緊急抗議行動報告

 「場当たり的なナショナリズムをあおり、日米戦争の戦場となった沖縄を、日中戦争の戦場にし、再び沖縄県民を犠牲にしかねない官房長官の発言」を決して許しておくことは出来ない。
 尖閣諸島に関して「領土問題は存在しない」と言う立場を一貫してとる政府は中国脅威論をあおり、南西諸島への自衛隊配備、強化を打ち出し、具体的に、与那国島、宮古島、石垣島への自衛隊戦力の配備を進めようとしている。このタイミングで飛び出した官房長官発言「他国が侵略してきたら、あらゆる犠牲を払ってでも自衛権を行使し、これを排除する」。憲法を無視したこの暴言は中国を挑発し軍事衝突を招きかねない。ひとたび戦火が起きれば沖縄は再び戦場となり県民は多大な犠牲を強いられる。歴史は示している。尖閣諸島は琉球、中国の人民、漁民がともに生活圏として開拓し、活用し、共に歩み寄り平和的に共存していた。この現実を見据え、この地域の国家間の問題は話し合いで解決していくのが現実的だ。この平和的話し合いを場をぶち壊す枝野発言は政府の中枢を担う官房長官として容認できない。即刻辞任を強く要求する。
 
”抗議要請書、メッセージ”
 (要請書) :長官の自衛権行使発言を撤回し、辞任を求める要請書
 (メッセージ):新崎盛暉氏
赤嶺国会議員
 尖閣諸島は琉球、中国の地域住民が共に協力して、無人島を開拓し共に生活圏として共存してきた。政治的課題は両国政府が話し合い外交で解決していくしかない。武力では決して問題は解決しないだけではなく再び沖縄県民に戦火の犠牲強いることになる。武力衝突を招きかねない枝野発言を糾弾する。
「枝野は辞任せよ」参加者の多くが枝野発言を糾弾した。
枝野発言NO!のプラカードがあちこちで上がった
首相官邸前で「枝野官房長官の自衛権行使発言を糾弾し撤回を求め、かつ辞任を要求する」声明文を読み上げる。


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