軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロックヤンバルクイナ
http://www.jca.apc.org/HHK/
東京都千代田区三崎町2-2-13-502
電話:090-3910-4140
FAX:047-364-9632
郵便振替:00150-8-120796
 下地厚さんハンガーストライキ貫徹

4月19日(月)の様子

 1
9日(月)12:00突入集会が開かれ、下地厚さんは絶対に、これ以上沖縄に新基地を作らせないという硬い決意でハンガーストライキに突入しました。本日は12:00〜23:00、50名の参加者が下地さんの思いに賛同し共に座り込みを行いました。 あと60時間ハンガーストライキが続きます。多く人が支援に駆けつけ(1時間でも数分でもかまいません)てくれることを願っています。

決意の挨拶をする下地厚さん
楽しくゆったりと抗議を表していこうと話されました
下地さんのハンガーストライキの激励の挨拶をする服部国会議員
ハンガーストライキに入っている下地さん。午後6時ごろでまだ余裕があるようです。
下地さんの思いに賛同し集まって共に座り込む支援者
抗議の声を上げる支援者



4月20日(火)のハンガーストライキの様子

 本日は朝7時からハンガーストライキに入りました。途中午後4時ごろからは雨が降り始めかなり厳しい条件の中での行動になりました。この日も50人ほどの支援者が訪れともに座ってくれました。雨が降るという厳しい条件の中でしたので行動は午後8時30分で終了しました。ハンストも36時間(目標の半分)が経過し下地さんの体もかなり厳しくなってきました。最後まで貫徹するには支援者の激励が大切です。多くの方が現場に駆けつけてくれること訴えます。

雨の中がんばる下地さん。少々疲れが見られます。
多くの仲間が寄せてくれた檄文、などのグッズ。
支援者が下地さんの思いに賛同し作った基地はいらないの張り紙
伊江島阿波根さんの思いを受けついだ支援者が作った基地を取り返し沖縄特産物を作ろうと訴えるグッズ。
本日の行動終了で挨拶する下地さん。



4月21日(水)ハンガーストライキの様子

 今日の参加者は75名。この行動では一番多くの支援者が集まってくれました。下地さんの行動がいくつかの新聞で取り上げられ、やっと一般の人々に知られるようになったのかもしれません。報道の力を痛感させられます。
 下地さんは元気です。沖縄差別をこれ以上許さないの強い意志が彼の体にも勇気を与えているのでしょう。さあ後1日、明日の12時には総括集会もあります。鳩山政権にたいし公約を守らせるよう多くの人で声を上げていきたいと思います。支援を訴えます。

今回の行動に立ち上がった動機を語る下地厚さん
鳩山政権は公約守れを訴えるグッズ。
医師の診断を受ける下地さん。血圧正常!

脈拍も正常!。
心音は?。強く規則正しく打っています。
何処もおかしいところは無し。節制した生活を送ることは本当に大切です。
憲法9条の歌(決意)をうたう支援者。
鳩山政権は公約を守れの声をあげる支援者たち
激励に駆けつけた照屋寛徳国会議員と談笑する下地厚さん。
終了の挨拶をする下地さん。
国会に向かって力強く抗議の声を上げる
下地さん。
談笑中の照屋議員と下地さん。



沖縄差別をこれ以上許さない
              抗議のハンガーストライキ貫徹!

4月22日(木)ハンガーストライキ最終日の様子

 抗議のハンガーストライキの最終日は、日本の沖縄差別に対して歯軋りする思いで幾度となく流した下地さんの涙雨なのか、朝から強い風雨の天気でした。下地さんはその中最後の12時間の座り込みを貫徹し、12時から感動の貫徹集会を行ない、この72時間のハンガーストライキを締めくくりました。この雨の中66名もの支援者が駆けつけてくれ、総計で延べ255名もの人々の支援がありました。ありがとうございました。この行動は新聞各紙で報道され、アラブのメヂアも取材に訪れるなど世界にも発信され注目を集めています。この盛り上がりを4月25日(日)の沖縄10万人県民集会、東京集会に結びつけ、なんとしても沖縄への基地押し付けを突き崩していく歴史的第一歩をしっかりと踏み出していきましょう。
沖縄から急遽駆けつけ激励と感謝を述べる山城博治(沖縄運動センター事務局長)さん。「下地さんのこの行動は沖縄でも注目されており、多くの県民が応援し感謝している。この行動を鳩山政権はしっかりと受け止め、沖縄基地撤去の第一歩にしてほしい。」と強く訴えられました。

雨の中最後の訴えをする下地厚さん。
下地さんのハンストの激励に駆けつけた共産党赤嶺国会議員。本人も国会の場で基地撤去に向け奮闘していくことを誓われました
支援の挨拶をする参加者。

雨の中最後の座り込みをしている下地さん。この日は水を口に含むときゅっと胃が縮み痛くなるといっておられました。気が張っているので元気そうに見えますがやはり体は悲鳴を上げているのでしょう。
貫徹集会で発言する下地さんのハンストを主体的に支えてきた一坪会員。

ハンストを行っている衆議院第二会館前の様子。

貫徹集会で最後の挨拶をする下地さん。多くの方々の支援でハンストを貫徹できた感謝を述べられました。今後も沖縄基地撤去に向け更なる闘いを継続していくことを宣言されました。

「鳩山政権のこれ以上の沖縄差別を絶対許さない」

下地厚氏、72時間ハンガーストライキ決行の決意表明

 私は、東京に住む一人の沖縄の人間として、普天間基地問題での鳩山政権の約束反故の態度に抗議し、
4月19日正午からの72時間連続ハンガーストライキを決行することで、抗議の意思を明らかにします。
鳩山政権は、普天間基地問題でキャンプシュワーブ陸上案とうるま市沖案にすりかえ、これまで以上に
軍事基地の負担を沖縄へ押し付けようと画策しています。これは明確な沖縄差別であり、絶対に許すことは
できません。
 1945年の米軍占領以降65年間、沖縄に住む人々の人権は蹂躙されてきました。常に「平和世」を願う
沖縄の人々の願いとは真逆の方向で、軍事基地はますます強化され、米軍による事件・事故、軍事基地が
存在する為の被害は後を絶ちません。普天間基地問題が大きな問題となって以降今日まで、沖縄の民意は
特にはっきりとし、それは「普天間基地の即時閉鎖・返還」であり、「新たな軍事基地は、県内に作らせない」
なのです。
 昨年8月の総選挙時に公約した「最低でも県外へ」の発言「沖縄県民の負担軽減の観点から米軍再編や
在日米軍基地の在り方について見直しの方向で進む」とした3党の連立合意はどこへいったのですか?
「復帰」38年目にして、沖縄に強大な軍事基地を造ろうというのですか?鳩山政権は沖縄の人々に、
これまで以上の負担を強いるのですか?
 私は高校卒業後、東京に出てきてから30年余り、故郷としての沖縄をこの地から見続けてきました。
もう今回ばかりは我慢なりません。以上の理由から、私は、72時間のハンガーストライキを決行し、
私の抗議の意思を明らかにします。
電子メール:hankach アットマーク jca.apc.org