Date: Tue, 2 May 2006 16:52:34 +0900 (JST)
From: <henokoinochi2006@yahoo.co.jp>
To: キーストーンメーリングリスト <keystone@list.jca.apc.org>,合意してないプロジェクトメーリングリスト
Subject: [keystone 12603] 阻止行動日誌座り込み744日目。富田晋。座り込み744日目。日米政府、最終報告を発表!!


日米政府「2プラス2最終報告」を発表!!辺野古V字型滑走路を推進。知事は拒否。

 

☆状況報告。

座り込み744日目、日米政府が最終報告を発表しました。

政府は中間報告で「沿岸案」を発表し、名護市長と「V字型滑走路」で合意しています。

この間沖縄で起こっている状況はすさまじいです。名護市長が合意をすると待ってましたとばかりに金武町長、宜野座村長、東村長、石川村長が合意をしました。

さらに辺野古区、二見以北十区の首長は補償要求を開始しました。

 

名護市長は市長選挙で「沿岸案反対」を公約にしていた人です。現在、市長の名護での支持率が0パーセントという前代未聞の状況にあります。市長の裏切りに激怒する名護市民は沿岸案反対、90パーセントという形でその意思を表わしています。

宜野座村長は宜野座村民大会にも参加し、宜野座村民が総意で沿岸案反対を決議しています。それを裏切って合意をしているのです。

金武町でも町長が合意するとすぐに金武漁業組合が沿岸案反対決議をしました。

 

辺野古区、二見以北十区の補償要求は区民にとって寝耳に水の話しでした。

区民総会の場で決議されたものではなく、区民を無視し、二見以北十区の会、命を守る会という基地建設阻止の区民の代弁者を無視して区行政だけで強行決議したものです。

辺野古区民総会がこの間に行なわれていますが、区民を無視したことについて区行政は「熟慮した結果であり、ご理解願いたい」と説明をしただけでした。

辺野古区・二見以十区(久辺13区)は沿岸案反対を決議し、打ち出しておきながら、公然と条件派へと転落しています。

 

このような状況に対して二見以北十区の会、命を守る会、ヘリ基地反対協は久辺13区・名護市民の基地建設反対の声をしっかりと受け止め、抗議行動を強めています。

名護市民・県民に対するアピール行動も活発になっています。

県庁前では平和市民連絡会が抗議の座り込みを開始しています。

「2014年までに沿岸案完成」を政府は打ち出しています。最終報告発表以後はいつ辺野古へ基地建設津強行があるか分からない緊迫した状況に入ります。

 

☆怒り。

私は腸煮えくり返っています。この5年間辺野古にいて、少ないですが辺野古の5年間を知っています。

その中でどれだけの人が心を病み、どれだけの人が体を壊されたのか!!

基地建設があるがゆえに疲労が蓄積し、寝たきりになったおばぁを知っています。基地建設があるがゆえに精神的に不安定になり、閉じこもっている人もいます。

命を守る会はすでに6人のおばぁが思いを残して亡くなっています。私の気持ちの中にその人達の怒りがあります。拳を叩きつけて血を流してもやりきれない怒りが。

しかし、何度でも叩きつけよう。この怒りを行動へ、人へと繋げる力とするために。

政府に何度でも言いましょう。政府よ、人々への抵抗やめろ!!リーフ上基地建設を潰された時点であなたたちは負けたんだ!!辺野古から手を引け!!私はこの怒りを持って自分の全てを賭けて基地建設を止める!!

絶対に負けない。一粒の種がある限り、私達は負けない。

最後に立っているのは私達だ。

 

全国の心ある皆さん、この間にも大変な時期を過ごされていると考えます。その上でもう一度あらゆる違いを超え、基地建設を阻止するために志し1つとし、辺野古に集う用意を開始してください。基地建設を止めるための最大の闘いが迫っています。

必ず基地建設は止められる!必ず戦争は止められる!

戦争や基地建設、差別のない新しい世界を私達の手で作るために、生きるためにその思いを辺野古へ!

追い込まれ、混迷しているのは政府です。最終報告なんてぶっ潰してやりましょう!!





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