Date: Fri, 7 Oct 2005 01:14:03 +0900 (JST)
From: じゅごんの家 <dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp>
To: キーストーンメーリングリスト <keystone@list.jca.apc.org>
Subject: [keystone 11562] 阻止行動日誌354日目。富田晋。埼玉大学生からのメッセージ〜岸本名護市長に怒っている市民の会がたちあがる。
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10月5日(水)
・3日〜5日をまとめて書きました。更新が遅れていて申し訳
ありません。

〜埼玉大学生のメッセージ〜
埼玉大学から辺野古へとたくさんの学生達が訪れていました。
全国の同世代と話すうちにたくさんの希望がこの国の未来へと
繋がっていくことを感じます。話を聞いた学生達からメッセー
ジをいただきました。


富田 晋君へ

今回は貴重なお話ありがとうございました。

晋君が浜辺で泣きながら語ってくれたこと、すごく印象に残っ
ています。
私は辺野古に来て多くの方に親切にしていただきました。その
優しさ、強さ、誠実さにあこがれつつ、正直とまどってしまい
ました。
本当は晋君と話したかったし、聞きたいこともたくさんありま
した。
でも、言葉も気持ちもまとまらず、自分の口から出る言葉がす
べて偽りのようで、ただ考えていただけです。
私はすごく困難な出来事にぶちあたった時、自分の非力さを感
じ、意思がしぼんでしまいます。でも、晋君の姿は私に1つの
指標を示してくれました。

辺野古の問題は皆の問題です。私もこれから何らかの形で運動
を起こせたら・・と考えています。ありがとうございました。


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しんくんへ

私はイロンナ思いを持って辺野古へ来ました。
そして辺野古でイロンナ人に出会ってイロイロ思いました。考
えました。悩みました。(ちょっと)ヘコみました。
まだまだ頭ん中がグチャグチャしてるけどシンくんと会い、話
を聞いてなんかスーっとしました。
最後は堂々と座り込みが出来たし、埼玉に帰っても胸を張って
座り込みしてきたヨって言えます。
ただ、お礼を言いたくて手紙を書きました。
たくさん私達に伝えてくれて、シュノーケル教えてくれて、じ
ゃがりこくれてありがとう。

辺野古をよろしくお願いします。埼玉、本土はまかせてくださ
い。(たよりないけど)
でも潰れそうになったら(そうじゃなくても)、また辺野古に
帰ってきます。


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富田 晋 さん

今回のお話は当たり前のことだけど日々の生活や環境によって
忘れてしまう大事なことをたくさん思い起こすものでした。特
に印象的だったのは辺野古の海では大きな船は小さな船がいた
ら道を開けなければいけないというお話です。これは強い者は
弱い者をいたわるという人間にとって本当に基本で大事なこと
だと思います。
また、おばぁの話で「山は人間に生き方を示している」という
お話が印象的でした。

「本来なら人間はその土地(場所)に根を張って後継者(子孫
)を育てていくのが生き方であるのに今はそういうことが出来
ない。でも、山はあきらめないということも教えてくれる。た
とえ木が一本になっても一本あれば必ず次につながっていくの
だと。」
辺野古という場所は私達に多くのことを体全体を通して教えて
くれるのだと感じました。

環境が健康であったら、作物は作れるし、魚はとれるし、子孫
も安心して育てられる・・・
しかし環境が健康でない場合、たちまち人間は生きていくこと
が出来なくなります。
だからこそ辺野古を基地で傷つけたくない。心からそう思いま
した。
晋君のお話を聞いて、海に出て、おじぃ、おばぁと時を共にし
て、また海風で多くの人に出会いゆんたくをして、こういう場
所を基地によって壊したくないと思いました。

私も決してあきらめない一粒の種になり、根をはって生きてい
こうと強く思いました。



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晋くんのお話を聞いて、自分が感じたこと、考えたことを伝え
たいと思いました。なかなか言葉に出来なくて、それでも確か
に受け取ったものがあったことだけはせめて伝えたいと思い手
紙にしてみました。

私は絶対に戦争反対です。少し前までは強い思い入れがあって
「戦争反対!!」と言っていたわけでなく、自然と「戦争はい
かんだろ」という程度でした。しかし、今年の2月にアフガニ
スタンへ行って生まれた時からずっと戦争の中にいた人々や子
どもたちに出逢い、戦争というもののおそろしさやおろかさ、
人や街にどれだけの傷を残すのかを実感しました。

戦争なんてただの人殺しでしかない、絶対に起きてはならない
ことだと強く思いました。(言葉にするとちんぷですが・・)
しかし、同時に自分たち日本はあのイラク戦に賛成の声をあげ
た国であることを心から悔しく悲しく思いました。
私はアフガン空爆を是としたんだ、アフガンで出逢った彼らの
大切な人を殺したのかも知れない・・・自分の住む日本につい
て考えさせられるきっかけとなりました。
そして「辺野古」に出逢い、実際に晋くんの話を辺野古の浜で
聞いて、戦争に加担する自分・そして戦争するための基地すら
も沖縄に押し付けていた自分に気付きました。
おじぃ、おばぁがこの海を守ろうと、子や孫に戦争を味あわせ
たくないという想いを知らずに踏みつけていた自分。私もたた
わなきゃ!!この目の前の海を壊しちゃいけない!!おじぃ、
おばぁの想いを守りたい!!
アフガンにいる友達を守りたい、辺野古のおじぃ、おばぁの想
いを守りたい・・・・。
基地は絶対にいらない、本当にそう思いました。
そういう想いを一歩踏み出せば変わる何かがあることを晋くん
に教えてもらったように思います。
今回はたったの3日間の座り込みで埼玉へ帰りますが、自分も
「ひとつの種」となってがんばります!!
また来ます!!その時まで、さよなら。

 サオレ


〜10月5日「岸本名護市長に怒っている市民の会」がたちあ
がりました。〜
名護市民は怒っています。市民投票の民意を踏みにじる政府と
知事と名護市長に。
今日より名護市民の有志で毎日名護市役所に訪ね、名護市長に
対して「容認発言を撤回しなさい」ということを求めていきま
す。
この行動は名護市民だけでなく、世界中誰でも参加出来るもの
としてたちあげられています。
30人ほどの人達が市役所に集結して、名護市長との直接の面
談を要求しましたが、またも出てきたのは末松助役。「市長は
東京の方に行っている」とのことでした。
市民の会の浦島さんから「発言を撤回しなさい」という趣旨の
文章が読み上げられ、助役はそれを受け取りました。
助役はそれを終えると何も言わずにさっさと助役室へと引っ込
んでいきました。
その後は市役所、中庭で集会が開かれ、参加者それぞれからの
発言がありました。
「岸本名護市長の容認発言を取り消すための」署名を市役所近
くで集めていると次々と署名が集まり、「おかしいと思う」と
いった意見は多く聞かれました。
この行動は祝祭日以外、毎日続きます。多くの人で名護市役所
を埋めましょう!!


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沖縄県名護市城2−13−2
TEL/FAX 0980−54−2948
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