From: 辺野古命を守る会 <henoko@f5.dion.ne.jp>
Date: Tue, 19 Apr 2005 00:24:46 +0900

Subject: [keystone 10653] 17日「1年集会」。18日施設局に不穏な動き。
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4月18日(月)〜17日(日)と18日(月)の日誌

17日(日)「座り込み1年集会」
午前9時より辺野古海上に船を出して人を案内して回りました。各単管を回りここで何があったのか、現在はどういう状況なのかということを各船から説明がありました。
波が高かったのでけっこう大変でした。
帰ってくると海人達から魚が届けられていて、カレーと魚汁が辺野古の浜辺で集会参加者に振舞われていました。
やっぱり海人が捕ってきた魚は違います。ものすごくおいしかったです。
午後1時より集会が始まります。
集会には450人もの人が辺野古の浜辺を埋め尽くしていました。

安次冨 浩さん(反対協代表世話役)
「県知事が県外移設が好ましいなんて言うことを言っています。県知事が本当にそう思っているのなら辺野古に来てまず辺野古のおじぃ、おばぁ達に頭を下げるべきです。そして一緒に海上に出て基地建設を止めるために闘うべきです。その1つもやっていない県知事の言葉を信じることは出来ない。私たちはそんな言葉に騙されてはいけません。21日には防衛施設局が強行すると明言しています。今が最大の正念場です。来週は辺野古に集まってください。」

山内 徳信(県民会議代表)
「基地建設を押し付けて、沖縄が平和だとまかり通らないことを県知事も首相も言っている。私たちはこのことの間違い、そしてこの国の間違いを正していかなければならない立場にあります。この基地建設を絶対に止めるためにこれからも助け合っていきましょう。」

阿部 和子さん(阻止行動隊)
「毎日毎日海に出ています。現実にこの1年間私たちはクイを一本も打たせていません。しかし国はまだあきらめてはいません。来週には本格的に強行を開始すると言っています。陸上の座り込みに人が必要です。海上のヤグラにも人が必要です。リーフ内ではヤグラに人が15人いれば現在のヤグラで防衛施設局側が強行することは出来ません。来週は声を掛け合って辺野古に集まってください。」

山城 善勝さん(国頭海人)
「私は元々石川の漁民をやっておりました。石川は埋め立てを行なって海が死にました。私はその埋め立てに反対でしたが埋め立てはされてしまいました。珊瑚が死に、魚が死んだ海で海人が漁をすることは出来ないと思った私は魚を追いかけて国頭まできました。皆さんの前に横断幕があります。これは私が考えた文章ですが、書いてある通り戦争があった時私たちがその時代を生きぬけたのは海があったからです。そんな海への恩返しは基地建設で海をつぶすことではありません。海人にとって海は体の一部です。私達と一緒この海を守りましょう!!」

浜辺は多くの人の声にによって包まれ、拍手がやみませんでした。
座り込みが始まってからはや1年長い月日が短くも感じます。闘いはこれからです。絶対に基地建設を止めるためにこれからも助け合って頑張りましょう。

18日(月)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

防衛施設局に不穏な動きがあります。
私達は先週と同様に「強行をとりやめない限り全ての作業を阻止する。」という姿勢で海上で座り込みました。
各ヤグラには10名以上の人がのぼっていました。
防衛施設局はヤグラでの強行をするということはありませんでしたが、外洋で潜水調査を行なっていたことと、リーフ内においても第五ヤグラの近くで潜水調査をおこなっていました。
ヤグラが建つ前にもこういった潜水調査が行なわれていたため、新しいヤグラの建設を考えている可能性も出てきています。

辺野古に来られる人は至急辺野古に集まってください!!強行は明日かもしれません。集まれる方は辺野古へ!!!