From: 辺野古命を守る会 <henoko@f5.dion.ne.jp>
Date: Sat, 9 Apr 2005 22:42:37 +0900

Subject: [keystone 10603] 阻止行動日誌355日目。富田晋。
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4月8日(金)
・作業台船の動きなし。防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の海上の様子。

・第一ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
第一ヤグラでは昨日からの交渉の結果5つのクランプの交換を了解し、今日の作業を終えています。

・第二ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)
安全灯の点検(昨日この作業をした書きましたが間違いました。今日行なわれたようです。)だけを行い午前中を終えていましたが、午後になり防衛施設局がしきりに「ここは立ち入り禁止です。作業の邪魔になりますので立ち退いてください。」とスピーカーを使って言ってきました。
「スピーカーを使って話さないで、こっちに来てちゃんと話しをしよう。」というこちらからの提案にも耳を貸さず、作業船に乗っている施設局員は壊れたテープレコーダーみたいに「立ち退いてください」という言葉を繰り返しました。
その横では別の施設局職員がビデオカメラをまわし続けていました。
ビデオでこちらの人々の顔を撮ることは肖像権の侵害にあたります。

・第三ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
第三ヤグラではクランプ2つの交換を了解し、進行作業の全てを阻止しています。

・第五ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)
第五ヤグラでは午前中に安全灯の点検とクランプ1つの交換を了解し、その作業がありました。
午後になると防衛施設局は第二同様にスピーカーを使ってヤグラで座り込みをしている私たちに対して「このヤグラは立ち入り禁止です。作業の邪魔になりますので今すぐ立ち退いてください。」と言ってきました。
「スピーカーを通さずともこちらに来て話しをしましょう。」と声をかけても知らんふりをして同じ発言を繰り返す。
「もし立ち退いて欲しいというのなら、なぜこの8年間も基地建設計画について名護市民に説明をしていないのか。座り込みをしているテントでも誰一人としてこの調査に納得のいく人間はいなかったじゃないか。県民の80%が反対している基地建設計画にどういった根拠があってこの調査を強行する理由がある。名護市民投票でも名護市民が反対の意思を表明しているではないか。それをどう考えるんだ。」とスピーカーを持っている施設局職員に話すが、何も聞いていないように同じ言葉を繰り返し、15分ほど続き午後2時20分には引きあげていきました。
この行動は第一、第三でも行なわれていて、それを防衛施設局はいちいちビデオに録画しています。「強行する口実」を作るための状況証拠をとろうとしているのかもしれません。

☆お知らせ
「辺野古座り込み一年集会」主催/ヘリ基地反対協・県民会議
4月17日(日)・辺野古テント村・午後1時
〜行事
・長島、単管ヤグラ見学(9時から500円)
・海の幸昼食会(150食限定)
★午後1時より「座り込み一年集会」
・集会終了後もオプションツアー