辺野古緊急カンパのお願い


 住民投票によって、軍事基地新設を拒否した名護市民の意思にもかかわらず、防衛施設局は4月19日から実質的「基地建設着工」である「ボーリング調査」を強行しようとしています。

 そのため辺野古住民、「命を守る会」、「ヘリ基地反対協」そのほかの団体で連日辺野古漁港前で座り込みを行い、ボーリング調査を阻止し続けています。

 80代、90代のおばぁ、おじぃが前面に立って阻止線をはっているのですが、沖縄の力だけでは持ちこたえられないでしょう。本土の皆様の支援が不可欠です

 辺野古の美ら海を子供たちに残すために、阻止行動に参加できる方は是非現地へ駆けつけて下さい。行けないけれども何らかの支援をする意思のある方は運動資金カンパで辺野古の抵抗運動を支えましょう。

 ご協力お願い致します。

沖縄一坪反戦地主会関東ブロック  

目  標: 100万円
カンパ先: 辺野古でのボーリング調査阻止行動へ
カンパ方法:郵便振込
郵便振替 00150-8-120796
加入者名 沖縄一坪反戦地主会関東ブロック
・振込用紙の備考欄には「辺野古緊急カンパ」と記入して下さい。
・印刷された振込用紙を配布して下さる方は関東ブロックにご連絡を(090-3910-4140)。
・関東ブロックが集約し、カンパ名簿と激励メッセージも渡します。
激励メッセージ:振込用紙の備考欄に書いて下さい。
集約期間: 5月中を目途に、宜しくお願い致します。



辺野古現地報告

沖縄一坪反戦地主会関東ブロック 上原成信   



 新しい米軍基地を建設するための辺野古海岸のボーリング調査が始められようとしている。那覇防衛施設局は四月一九日早朝五時半に辺野古漁協の敷地内にボーリング調査用資材の搬入をはかったが、地元住民ら数十人の身体を張った阻止行動に阻まれた。一旦はあきらめて引きあげる素振りを見せたものの、住民側の阻止体勢がゆるんだのにつけ込んで、一一時過ぎには再度の突入を試みた。しかし、急遽体勢を立て直した住民側のスクラムによって再び撃退された。

 二〇日には隣接の豊原地区に工事車両を待機させ、突入のチャンスをうかがっていたが、前日の失敗に懲りてか、新たな対処方針を立てかねたか、べた凪にもかかわらず荒天を理由にピケットラインの前に現れることはなかった。二一日は旧暦三月三日の伝統行事の日で、地元住民やその親類縁者などが干潮時に沖合のリーフや平島、長島などに渡って潮干狩りを楽しんだ。この日も住民の反感をおそれたらしく、何の行動も起こさなかった。

 一九日夜明け前のせめぎ合いの経験から、「命を守る会」の事務所では毎朝五時起きで「合戦」に備えることになっていた。駆けつけてくる支援者も六時には五十人ぐらいにふくらんだ。二二日は快晴で強い陽射しが肌を焼いたが、数十人の人々がビニールシートを利用した間に合わせのテントのもとで連日の坐り込みを続けた。また、その日は午後六時から辺野古の浜で「基地の県内移設に反対する県民会議」主催の「ボーリング調査に反対する集会」が全県的な参加で開かれ、県知事と那覇防衛施設局長に対する抗議と要請が決議された。
 二三日は夜明け前から土砂降りの大雨となり、施設局は工事を諦めるだろうと思ったが、九時頃と一時半頃降りしきる雨の中、数人の職員が「ピケを解いて資材置き場を明け渡すこと」を申し入れに来た。勿論県警も車を乗りつけて監視していた。しかしこの日は前日の県民集会の決議にしたがって、山内徳信代表らが県と施設局に申し入れに行っている段階であり、「話し合いの最中の、業務執行は認められない」と追い返した。山内代表らとの会談の結果は「引き続き話し合いを進める」という一方「座り込みの立ち退きを求める」という矛盾したままである。どのような進展を見るか予断を許さない。


 去年一一月に文京区民会館で基地建設反対を訴えたオバーたちは元気に活動しているが、オバーだけで建設阻止ができるわけでもない。関係する団体の中心メンバーは生活のすべてを投げ入れるような活動をしているが、建設事業の進行を食い止めるのは非常に難しい状況である。本土から応援に駆けつけるのは並大抵のことではない。それでも、本土から馳せ参じた人たちが多分十人前後は毎日参加しているように見受けられた。行ける人はぜひ駆けつけて貰いたい。

 坐りこみに参加している人たちは足代はもとより、弁当代から何からすべて自己負担である。この運動にはいろいろな団体が関わっているが、どの団体も参加者の自己犠牲のうえにしか運動が組み立てられていないように見受けられた。この坐りこみ参加者たちをどうやって支えていくか、「自分は基地建設反対派の側にいる」と考えている人たちに真剣に考えて貰いたいと思う、「いま自分にできることはないか」と。

 思いついたその一つ形として、ありきたりではあるが、自分では現場へ行くことのできない人にカンパを訴えたい。実現可能性のある金額として、百万円を目標とする。それは一食三百円の弁当を毎日百人に約一ヶ月間提供できる金額である。また一方、集める側から見ると、一口三千円を三百三十三人が出せば達成できる額である。

 毎度のようにカンパ要請をするのは気の引けることではあるが、今回は辺野古の新基地建設を時間切れに追い込める可能性を追求したい。六月末から七月にかけて沖縄で国際サンゴ礁シンポジウムがあると言うし、一一月にはタイのバンコクでIUCNの総会あるので環境保護の国際的圧力でアメリカが埋め立てを諦める可能性が残されている。防衛施設庁の出鼻をくじく一つの思いつきにご理解いただければ大変ありがたい。

(出典:『一坪反戦通信』第155号)