From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 8 Dec 2004 19:38:12 +0900

Subject: [keystone 9988] 辺野古より午後7時報告
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辺野古よりまこと。
午後7時、今日の報告。

今朝は、昨日の施設局の業者が女性を足場から落とし、怪我をさせたことに
激しい怒りを抱いて、みんな集まりました。
「昨日の事件のため今日の作業は中止になるのでは?」との予測も
ありましたが、施設局は昨日までと同じように船を出し、作業を始めました。
人を殺しかけておいて平然と船を出す。この非人間的行為に
さらに強い憤りと、決して退かない覚悟を持って
今日も海上座り込みが始まりました。
ただ昨日の事件の影響か、資材を設置する様子は見せず、
足場に「立ち入り禁止」などと書かれた札を付けたり、
足場の四隅にあるライトの点検など、安全点検だけに終止しました。
午後になって、風が激しくなり、とても海が荒れだしました。
午後2時過ぎ、天候悪化のためか、民主党議員団視察のためなのか
施設局の作業船は作業をあきらめ引き揚げました。
民主党の議員団は、実際にどういった状況の中で阻止行動が行なわれているのかを
船で海上座り込み隊のいる単管足場まで見に来ました。
午後3時頃、海上座り込み隊はテントへと引き揚げました。
その後、テントでは民主党議員団に向けてそれぞれの思いを訴え、
議員団もその思いを受け止めて応答していました。

毎日、仲間が傷つけられていくことが本当に辛い。
一刻も早くこの状況を打開したいのです。
阻止行動で傷つき、へとへとになるのではなく、
この美しい辺野古の海を遊びつくしてへとへとになりたいのです。
私たちは実際の作業を阻止していますが、
それだけではなく様々な形で、この暴力に満ちた基地建設を止める必要があります。
東京、大阪、京都、名古屋、、、全国で基地建設を止めるために立ち上がった人がい
ます。
那覇防衛施設局前では今もハンガーストライキが続いています。
たとえ一つ一つの力は小さくとも、決して無力ではないのです。
決してあきらめずに続けていくことで、必ず基地建設断念を勝ち取る大きな力になる
はずです。
喜びに満ちたこの辺野古でへとへとになるまで遊びつくす。
その日を勝ち取るために力を合わせて、一緒に闘っていきましょう。