From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 29 Sep 2004 10:12:59 +0900

Subject: [keystone 9545] 辺野古の朝の様子。防衛施設局の動向。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org


辺野古より、富田晋。辺野古、朝の様子。

午前の辺野古の様子。
辺野古漁民が船を下ろし始めています。今の所、調査に出るのではなさそうです。た
だ、馬天漁港(佐敷町)に泊まっている「ゆいまーる」「未来」の周りに乗組員と思わ
れる人間が多数集まっているとのこと。午後からの調査再開が考えられます。

今朝の朝刊にはあいまいに「反対派の阻止行動によって調査手順を変えた」と乗って
います。「51箇所の写真撮影を終えた」などと言い方を様々に、「調査は着々と進
んでいる」ことをアピールしています。
実際は、辺野古の海上での阻止行動によって完全に作業実施を遅らされ、潜水調査5
地点という「手抜き調査」になり、ボーリングそのものが出来ない状況まで追い込ま
れている。ほとんどそのことには触れていません。
しかし、「作業の遅れ」を施設局長は認めた。防衛施設局が自分達の追い込まれてい
る現状を語らねばならないほど追い詰めています。

そして「抗議船との衝突に配慮せざるを得ない」と言っています。宜野湾での3万人
集会は、警察などを使った排除を出来ない状況に沖縄を変えました。

今朝の朝刊の記事(沖縄タイムス)
「反対派衝突避け作業手順を変更」〜辺野古沖ボーリングで施設局〜
 那覇防衛施設局の西正典局長は28日の定例記者懇談会で、米軍普天間基地飛行場
の代替施設建設に伴う名護市辺野古沖でのボーリング地質調査について、反対派の抗
議活動で作業手順を変更したことを示唆した。
 当初、施設局は2箇所で集中的なボーリングを行い、順次作業を広げる方針だっ
た。
 西局長は「現状からいくと精密なタイムスケジュールで動かすわけにはいかない」
と述べた上で「どうしても、抗議船との衝突を避けることは配慮せざるを得ない。多
少の遅席はやむを得ない」と反対活動による作業の遅れを認めた。台風の影響もあり
「決して順調とは言えないが、特段大きな遅席はない」としている。
 同日までにボーリング予定の63地点中、51地点の位置を定める作業を実施。う
ち5地点で潜水、写真撮影し海底状況を確認した。
 今後磁気探査を実施した後、足場を設置する予定。
 また、米軍鳥島射爆演習場(久米島町)での海上自衛隊の次期哨戒ヘリのミサイル訓
練は、地元の理解を得られず海上実験が可能な条件が整ったとして「ご辞退申し上げ
た」と、断念したことを認めた。