From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 22 Sep 2004 20:12:39 +0900

Subject: [keystone 9501] 阻止行動157日目。潜水調査阻止!!!「24日までに潜水調査を終わらせる。」防衛施設局の思惑ストップ!!!
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9月22日(水)
・潜水調査を阻止!

午前8時30分、辺野古漁港から漁船が出発。駆け足で抗議船も出発。
資材を積み込むため「キャンプ・シュワブ」へと調査船の全てが向かいます。全隻で
10隻です。
キャンプ・シュワブでは防衛施設局及び、ダイバーを乗せ出港。その間も漁民に「お
願いです。船を出さないで下さい。漁港に戻ってください。」と呼びかける。
防衛施設局が7人ほど1隻の船に乗り込み、それぞれの乗り込む船に乗ろうとするの
でその航行を阻止。「防衛施設局が行なおうとしているボーリング調査は不当であ
り、絶対に許せない。この場所から一歩も譲らない!」
外洋で作業する大型船がシュワブで資材、人を乗せ出港。私はそれに張り付き航行を
1時間に渡って阻止。漁港に戻るように呼びかける。
「私達は防衛施設局に対し怒っている。漁民の生活をしなければならない、仕事をし
なければならないという良心を利用して自分達の魚場を壊すような行為をさせている
ことに!だからこそ阻止線を張る。今は立ち上がれないかもしれない、それまでは私
達が命を張る。作業に行く船を止めざるを得ないことを船長に理解していただけきた
い。お願いです。船を漁港に戻してください。」

作業船2隻、警戒船2隻が私達の撹乱を行い、阻止線を突破。調査海域に侵入しまし
た。ポイントブイの位置の取り合いが始まる。2時間に渡って調査を阻止。
昼になり、座り込みから昼飯が届けられみんなで食べる。私は余りの緊張状態にある
ため食べ物が口に入らない。
午後1時から作業船2隻が作業を開始。私達がポイントブイで阻止線を張り、さらに
ダイバーを下ろさせない行動に出ていたにも係らず、防衛施設局は上司の指示を仰ぎ
ダイバー達の生命を海に投げ入れた。本当に許せない。
しかし、ダイバー達の生命が最優先となる。ダイバーが上がってこない作業船の周り
を抗議船3隻が回りながら抗議行動を行ないました。
「ダイバーの生命を盾にするなぁ!!防衛施設局はなぜ自ら飛び込まない。人の生命と
生活を破壊して、一体何の権利があってそんなことをする。この調査に正当性がある
というのならば説明責任を果たしなさい!!」
30分経ち、ダイバー達が船に上がる。これ以上の調査はさせない。

午後、それ以降の調査は完全にストップさせました。

午後4時、作業船はキャンプシュワブで人員、物資を下ろし帰って行った。私達も引
き上げる。
帰ってくると座り込みから大きな拍手を送られた。24日までに「潜水調査を終わら
せる」とした防衛施設局の思惑は完全に出来なくなった。私達の勝利です。

帰ってくると、いつも辺野古漁民が気になります。私達は拍手を送られる。しかし、
彼らは明日の打ち合わせをしてただ帰っていく。上を向いて呆然としている海人の姿
はとても悲しく、だからこそ基地建設を終わらせなければならない。と感じていま
す。
座り込み参加者は全員に生活がある。全員が生活を捨てでもここに集まり毎日座り込
みを継続している。ある人は朝、8時までには辺野古に来る。そして私と船に乗る。
午後5時、終わると午後7時から深夜12時まで仕事です。毎日4時間も寝ていな
い。
カヌー隊の中には覚悟を決め、仕事を辞めた人もいる。

苦しいけれど、厳しいけれど、ここに真実がある。日々のそれぞれの生き方の中で共
に闘っている。日当など出たことなどない。多くの人達に理解して欲しい。
純粋に基地建設を作らせないためにそこまでやる人がいるのかと信じられない人もい
るでしょう。しかし、いるのです。確かめたいのなら一緒に座ってください。そこに
常に真実がある。