From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Fri, 17 Sep 2004 19:54:28 +0900

Subject: [keystone 9451] 阻止行動152日目。作業船「未来」「ゆいまーる」を撃退!!闘いはこれからだ!!!
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9月17日(金)
・「未来」「ゆいまーる」を撃退!!闘いはこれからだ!!

今日も辺野古はどたばたと調査阻止のために動きまわっていました。
リーフ内ではカヌー隊、抗議船2艇が小型船舶6隻による潜水調査を阻止しました。
私が乗るさくら丸は大型船8隻を相手に走り回りました。

午前8時30分辺野古漁港から漁船が出港、座り込み参加者が岸壁から説得行動を行
なっていました。私はというと船の出港準備に追われていました。
カヌー隊はリーフ内にあるポイントブイに各カヌーが張り付き、潜水調査をさせませ
ん。抗議船2艇はキャンプシュワブで資材を積んだ小型船舶2艇への阻止行動を行な
い何度もブイを落とすのを阻止しました。
今日も宜野座村から応援が駆けつけ、リーフ内で縦横無尽に駆け回り平島などに追い
込み阻止行動をやりぬきました。やはり海人の運転技術はすごい。海を知り尽くした
走り方は圧巻でした。

さくら丸は外洋に出て大型作業船「未来」及び「ゆいまーる」へ阻止行動を展開。
マナヌ岩から南東に1・5キロほど行った場所で「ゆいまーる」を含む警戒船2隻、
「第8きく丸」(攻撃船)1隻が作業を開始しました。周りを旋回し、作業中止を求め
ましたがブイを落とし始めたので阻止行動開始。その間何度も「第8きく丸」という
防衛施設局の船から追突の可能性のある攻撃を加えられ、それを避けながら「ゆい
まーる」のブイを落とす作業を止めていました。
今日、さくら丸には「命を守る会弁護団」が乗り込み「きく丸」がぶつかろうとする
度に警告を行なった。「第8きく丸」がやろうとすることは「邪魔」ではなく「排
除」である。かなり暴力的な態度です。そして明らかに船舶法に違反することが度々
見られました。
何度も阻止を試みていると、「ゆいまーる」は沖合いに逃走。追走し、「ゆいまー
る」他3隻が止まった場所で説得を試みる。
乗組員がそれぞれの言葉で丁寧に切々と訴えました。
「ここは海人のものだ、辺野古のものだ沖縄の人々のものだ。決して、防衛施設局、
国、米政府のものじゃない。お願いです。防衛施設局に船を貸すのをやめてくださ
い。」色々な発言がありました。
辺野古海人の「生活をしなければならない」という良心を利用して基地建設に巻き込
んでいく。それがこの国だ!絶対に間違っている。私は許さない。

その後、「ゆいまーる」は「きく丸」が離れたためか作業を再開せず、停止。「未
来」がポイントブイにより、そのあたりで何かしていた。
私達はブイの周りで「海上座り込み」をしてその作業を阻止。防衛施設局員がハンド
マイクを使って「危ない、危ない」とニヤニヤしながら言ってくるので
「人の生命がかかっているんだヘラヘラするな!!この基地建設問題に自分たちの大儀
があるというのなら、テントに来て説明してみなさい!!」と怒る。

今日は午後も海上での座り込みを行い、終わりまで阻止しました。防衛施設局が行
なった作業は「ゆいまーる」がブイを4つ投下。「未来」が小さい範囲での磁器探査
(??)を行なっただけです。
たった1隻のあんなにも小さな船が完全に彼らの行動を阻止している。
今日も勝ったぞぉ!!!
カヌー隊、ボート隊、座り込みの皆さん、そして全国で辺野古のためにがんばってい
る皆さん、本当にお疲れ様です。絶対に阻止しましょう!!!