From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 15 Sep 2004 20:58:33 +0900

Subject: [keystone 9421] 阻止行動150日。潜水調査を阻止!!!辺野古の海は沖縄の人達のものだ!!!
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9月15日(水)
・今日も潜水調査を阻止しました。

午前7時、カヌー隊及びボート隊は準備を終えていました。
座り込みには200人余りの人達が座り込んでいました。

午前8時30分、キャンプシュワブ内に防衛施設局の車が2台入る。シュワブ第2
ゲートには警備員が増員され、随時見回りをしている。
午前9時、辺野古漁港より漁船が出港。座り込み参加者が「船を出さないでー」と岸
壁によじ登り呼びかけて説得を試みていました。この時点で作業船「未来」を沖合い
に確認。
漁船は全部で7隻でした。

カヌー隊はリーフ内でポイントブイの周りに張り付きリーフ内での潜水調査を阻止。
抗議船4隻はそれぞれリーフ内、外に分かれて行動しました。

私は作業船「ゆいまーる」を追う。
作業船「ゆいまーる」は他に警戒船2隻、監視船1隻を配置し、その内の「第8きく
丸」は泊港に停泊していた防衛施設局の船でした。
作業船「ゆいまーる」に向けて乗組員が作業を止めるように呼びかける。「防衛施設
局のボーリング調査は不当である。この生命の海を守るため私達は作業を阻止す
る。」
私は周りを旋回しながら訴える。
「ゆいまーる」がブイを落とし始める。いっそうに声に力がこもる。漁民に対する説
得も丁寧に行いました。「辺野古の海人の海です。自分で自分の首を絞めるようなこ
とは止めて下さい。」
抗議船を2隻に増やし、実際に作業を止める行動を行なった。すると周りにいた「警
戒船」が執拗に私達の船に迫ってくる。
説明をすると、警戒船を動かしているのは漁民ですが、指示を出しているのは業者だ
と思われます。業者が警戒船の船首に立ち、手旗信号を送っている。始め、警戒船が
私の船に追突しようとしてきました。スピードを出して来たので危険だと思い、バッ
クして避ける。「追突する気か!!」と叫ぶと船長の漁民がギョッとしていた。つま
り、死角になっていて私の船は船長には見えず、業者の指示に従ったまでである。意
識的に追突を支持したのは防衛施設局及び業者です。
それからは追突まがいの指示が下るとゆっくりと船を寄せてきた。漁民の配慮を感じ
る一場面でした。
何度もブイを落とす作業を止めさせ、それが続くと「ゆいまーる」は敗走した。追い
かける。まさにボートチェイス。
沖合い7キロの地点まで追い込んで、追い出しました。
私達が防衛施設局が作業する場所で海上座り込みを開始すると「ゆいまーる」は戻っ
てくる。また阻止行動を展開する。その繰り返しが午前中から午後3時30分まで続
いた。「ゆいまーる」はノルマを達成できていないせいか、午後4時ごろまで海上を
うろうろとしていました。

海上保安庁は遠巻きに私達を監視している。彼らは宜野湾における3万人の怒りを見
て、「うかつに手を出せば、あれが動く。状況はさらに悪化する」と考えているはず
です。実際にその通りです。
防衛施設局(国)はどんな手段を用いてもこの辺野古で基地建設をするための何らかの
作業を行なえば「91%」の反対の意思を持った沖縄の人々が立ち上がる。今はまさ
にその序章だ。

私達はたった数隻の抗議船で見事に作業を中断させ阻止している。絶対に勝てる。
カヌー隊も同様に何回かの出動を繰り返し、その度に作業を止めてきた。彼らは海上
阻止線の支柱です。本当に心強い。
沖縄中の海人達よ、今こそ「海人魂」を見せてくれ。この海は「わったー」のものだ
と辺野古の海上で叫んで欲しい!

やっと一日を終えました。明日も阻止する!!!