From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Sun, 12 Sep 2004 21:13:31 +0900

Subject: [keystone 9374] 阻止行動146日目。基地をなくすことが現実になる。それは地域を変えることから始まる。
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9月11日(土)
・ボーリング調査の作業はありませんでした。

沖縄は熱帯低気圧が近くにあるため風が強く、時々大雨が降ります。辺野古海上は波
が大荒れでとてもじゃないが、ダイバーが沈んで調査をすることは出来ない。
今日も座り込みには200人以上が集まり、緊張した面持ちで座っていました。
新聞報道では「土日は調査しない方針・防衛施設局」と載っていたが、今まで「約
束」など彼らは紙切れ同然に破り捨てて来た。信じられるものではありません。

座り込みには今日も200人以上が集まっていました。
明日が宜野湾の市民集会ということもあり、辺野古と宜野湾が繋がっていく思いが一
人一人を繋いでいるようです。
那覇市長候補になった高里鈴代さんが座り込みに来ていました。沖縄中の人が集ま
り、辺野古、金武町、宜野湾の強い怒りが沖縄中に広がっていることが分かります。

今ならば基地をなくせる。今やれば。
沖縄から基地がなくなる、変わるということは現実的に米軍の米政府の日本政府の世
界的な戦略を変えるということ。つまり、世界が変わるということだと思います。
そのために全国で訴えることが必要です。今までのやり方だけではなく、地域に入っ
て街角で住宅街で辺野古のことを話してまわること。署名をしてくれたらその人のと
ころまで行き話しをすること。
出来うるなら、話が出来る場所作り。地域の人がこの問題を共有出来る場所を作るこ
となのだと切に思います。
そのしつこさこそが、粘り強さこそが辺野古の現実を世界の現実を変えるのだと考え
ます。
とても難しいことかもしれません。しかし、それを実践し始めているのが辺野古でも
あります。

9・11から3年になります。いまだ辺野古から沖縄から飛び立った米兵達がイラクの
人々を虐殺しています。自衛隊はイラクに駐留しています。それを変える現実がこの
沖縄から始まろうとしています。長く厳しい闘いですが、そして一日も早く終わらせ
たい戦いですが、継続して最後まで立ち、勝てばこの世界の現実は変わります。希望
捨てず生きましょう。絶対に勝てます。そして、イラクの人達に爆弾を落とす現実を
変えましょう。

今日は防衛施設局による調査も警察による見回りもありませんでした。三線も鳴り、
少しゆっくりとした一日でした。月曜日は決戦です。多くの人が来ていただけるよう
に呼びかけます。そして、明日は宜野湾市民集会です。
厳しい現実の中で少し希望というワクワクしたものを心に感じます。