From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 1 Sep 2004 23:37:51 +0900

Subject: [keystone 9254] 阻止行動136日目。
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9月1日(水)
・防衛施設局は来ませんでした。

「ボーリング調査を開始する」と防衛施設局が公表してから2日目ですが、台風の前
の静けさのように静かです。座り込み参加者は燃え滾る怒りを静かに受止め、今日も
座り続けています。
いつもの通り午前7時よりテントを上げ、ゆんたくをしつつ過ごしていました。「来
週中に強行」と聞いてきた人達がいつでも覚悟ができている参加者を見て少し驚きつ
つ、近況を聞いたりもしていました。
やはり大和ではいまだに情報が弱く、その一報を聞いて「えっ!!」という人が多い
ようです。
沖国大事件でさえ、プロ野球ニュースでかき消そうとしました。辺野古ボーリング調
査の強行など、どうでもいいかのように書かれていません。

そして何より現在の緊迫感が伝わっていないのが歯がゆいです。
「来週来る」ことが今の沖縄の「基地撤去」の追い風の中で少し信じられないという
人もいるかもしれません。しかし、今回の沖国大墜落事件を契機とした沖縄の状況は
アメリカ政府、日本政府、稲嶺県政を震え上がらせています。
「今、潰さなくては大変なことになる」と思うほどに。
そして、一度強行を失敗した防衛施設局は失敗が許されない。前回のような姑息なま
ねを繰り返すのかは分かりませんが、彼らの面子というものを考えると「正面突破」
が可能性として一番高いと考えます。
つまり、数百人規模で機動隊の動員を考えている可能性が高いということです。

それに対して私達は絶対に負けない覚悟と勇気、そして何より信頼する多くの人達が
周りにいます。
今は「止める時」です。どんな人でも覚悟を持って「来週」立てるなら歓迎致しま
す。何よりもまず止めることなのです。そしてそのために辺野古に集まることを呼び
かけます。
現地では多くの危険性を含んでいるためこちらの指示に従って行動してもらうことに
なります。これは原則です。

この闘いは絶対に勝てます。そう確信しています。沖縄の怒りが燃え上がっている、
この状況で「強行」するということがどんなことなのか彼らに思い知らせなければな
りません。
私は失うものなど何一つありません。政府は潰しても潰しても這い上がってくる人ほ
ど恐れています。
私達は譲り合って生きています。しかし、絶対に譲れないものがあります。「生命」
に係る問題では絶対に譲れない。
何度も潰されてきた弱い立場に生きる人達が初めて「勝てる確信」を持って抵抗を開
始する。この辺野古から。


来週に入る前に準備を整え辺野古に集まってください。
絶対に基地建設を止めましょう!!