From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Sat, 21 Aug 2004 01:51:38 +0900

Subject: [keystone 9184] 阻止行動123日目
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8月19日(金)
・防衛施設局は来ませんでした。

連日の報道だけを見ても沖縄のゴロゴロと変わる状況の変化が読み取れるようです。
稲嶺県知事が今回の事件に対する記者会見で「普天間の早期返還」を訴える一方で辺
野古のことには触れようとせず、記者の追及にもしどろもどろになる一場面があっ
た。
知事の言う、15年問題(基地を15年後に返還するというもの。)はすでに崩壊
し、「15年もこの危険な状況を続けさせるのか」という県民の怒りの追及にまった
く答えられない。
政府の求める辺野古移設に同調しなければ知事、名護市長は政治家としての政治生命
を奪われると思っている。その愚かさに腹が立っています。
今、「基地建設を白紙撤回」し、私達と共に座り込みを行えば人として英雄となる。
そのことが知事や市長には分からない。よっぽど人が嫌いなのたろうか。人が信じら
れない政府の弱さが垣間見える。

8年間命を守る会が全国の心ある人々と共に築いた関係が政府を追い込んでいると感
じています。
「全機種の飛行停止」や「普天間の変わりに辺野古が現実的」などという偽りの知
事、稲嶺県政の言葉にもう沖縄の人々は騙されない。沖縄の米軍基地、自衛隊基地の
全てをなくす以外に答えはないのですから。

今、アジアに戦争が迫っているということ。
昨日の日誌に書いた韓国の人からの文書でそのことがはっきりしている。「日本の首
都圏をアジア、太平洋、中東と世界中に向けた米軍軍事態勢の司令部に変える」とい
う米軍の構想をもっと広く伝えなければなりません。
有事法制下、つまり今は戦時下だという現実を。
沖縄だけに矛盾を押し付けていた問題が米軍のトランスフォーメーショ(米軍再編)
によって覆りました。韓国、沖縄、日本の人々がお互いにこのことに気づき、助け合
わなければ解決はないのです。

宮森小学校に戦闘機が墜落し、あまりに多く沖縄の子ども達の命が奪われました。今
でも宮森小学校では毎年その日に冥福の祈りを捧げています。奪われた命の悲しみを
本当の意味でなくすために私達に何が出来るでしょう。
イラクで毎日のように殺されていく人達に私達が何を出来るでしょう。
そう、今ならその現実を変えられるのです。
人々の意識が変わり始めた。私達は未来に手が届き始めているのです。

米軍が事故現場の土まで掘り返しています。新聞報道の中で危険物関連の専門家が
「こういうことをするということは確実に危険物質がばら撒かれたことは間違いない
でしょう」という。
もし、へりに「劣化ウラン弾」が搭載されていたとしたら。「化学兵器」が搭載され
ていたとしたら。これは現実です。
黄色い防護服、ガスマスクで顔を覆う米兵。黄色い包みに”何か”を包んで持って
帰っていった。学校と言う人が集まる場所に危険物質をばら撒いたという現実。怒り
は止めどとなく出てきます。
今回、人の負傷者が出いない、死者が出ていないというのは本当でしょうか??これ
から何が起こるのかまだそれはわかっていないのです。

座り込みには人の出入りが増えてきています。
テントには人が埋まり、南部、北部問わず生活を賭けて人が座り込んでいます。
これだけ基地反対が追い風になっている。労働組合の人たちの現場もそれに対する圧
力が厳しくあるはずです。それでも座り込みに来てくれています。しかし、今、この
辺野古の問題と向き合うということこそが本当の意味で自分たちの生活を助けること
に気づき始めているはずです。
人との助け合いがあれば生きていけます。そういう場所が座り込みで築かれていま
す。

事務所では、おばぁ達が台風のようにゆんたくしています。
沖縄戦の頃に「朝鮮の人と出会った」という話ははじめて聞きました。
「あの頃、朝鮮の人達は強制的に沖縄に連れてこられ、”マルタ”と呼ばれていた
よ。ひどい話さね。人をマルタ扱いするというのは。わったーはね、その頃に15歳
の朝鮮の女の子と出会った。”私、15歳”と言ってい。なんで来たのか聞くと”ち
かうよ。私、畑していた。日本兵か連れてきた。”といっていた。今はどこに住んで
いるの?って聞くとね、”日本兵の宿営地”と言っていた。慰安婦ってことさね。嫌
な思い出。」と話してくれました。
つらい思い出。しぼりだすような声でした。
「この辺野古にも朝鮮の女性はいたよ。一人で子どもを育てていたさ。子どもの抱っ
こ紐がなくてロープみたいのだった。何か食べている?って聞いたら、”草を食へて
る”って答えたさ。とてもかわいそうだったけどね、家も食べ物がなかったから。あ
の人はどうしたかねぇ。」と話す。
「今の日本は”拉致、拉致”と騒いでいるけれど、もっと大変なことをしたんだ。そ
れに対する怒りを日本人は持っていないのかねぇ。」と付け加えていました。
今でも苦しみ続けている元慰安婦のハルモ二達に対する謝罪さえしない中で戦争を
煽っている日本政府を私は到底許すことはできません。

ジュゴンの家
http://www47.tok2.com/home/dugong/index.html 
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
http://diary5.cgiboy.com/2/henokonikki/  
の二つです。


ヘリポート建設阻止協議会 (命を守る会) / 〒905−2171 沖縄県 名護市字辺野
古 243
пEFAX 0980−55−3131 / E-mail henoko@f5.dion.ne.jp
郵便振替口座 01710-8-53407  / 加入者名 命を守る会