From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Mon, 9 Aug 2004 23:10:04 +0900

Subject: [keystone 9096] 阻止行動110日目。
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8月6日(金)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日はヒロシマ原爆の日。二度と繰り返してはいけないこの海に、また繰り返されよ
うとしている。そして、イラクでは繰り返されてしまった。それを止めるための座り
込みなんだと感じています。
多くの被爆者の人達が自分たちの思いを語り継ぐために訴えてこられた。思い出した
くない過去を話す時、しかし、そこに希望を賭けて話してこられた。話せば、思い出
して何日も眠られない。
沖縄のおばぁ、おじぃも同じです。

初めてヒロシマへ「原爆の日」の時に訪れたときに、街頭で在日の方と中国の方が涙
を流しながら訴えていたのを強く覚えています。
被爆者は日本人だけではなく、強制的に朝鮮半島、中国から連れてこられた人々が何
千人と亡くなっている。私達は被害者であるまえに加害者だったのと感じます。被爆
者の人達の長年に渡る苦しみを考えるとその現実を変えれていない自分が加害者であ
ると思います。
しかし現在、私達の国はそのことも忘れ、イラクの人々を殺しています。自衛隊員は
被爆者となって日本へと帰ってくる。
沖縄に駐留している米兵達もそうです。
米兵も自衛隊(日本兵)もイラクに軍事兵器として向かい、被爆者となり、人格を破壊
された状態で帰ってくる。
米国はイラクからの帰還兵をすぐには本国に戻さず、駐留している沖縄やグアムに配
属させ、落ち着いてから本国に戻す。人格を破壊された米兵によって生活を破壊され
ることを防ぐためです。
米兵の体についた放射能や人格破壊による暴力やレイプは沖縄に持ち帰られるので
す。イラクの人達を殺した自分を正当化するために人に差別と暴力を押し付ける。

なんら変わりがない今日を被爆者の方やこの間で亡くなった方はどう見るだろう。
私達がやらなければならないことは見えている。
沖縄戦で亡くなった人やその痛みを今日も忘れずに生きる人達へ、償いの意味を込め
て行動しなければなりません。
辺野古へ、国会へとつどいましょう。
それが時代をつなぐ、真実になり得ることを願って。行動しましょう。