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Date: Thu, 24 Jun 2004 11:29:40 +0900

Subject: [keystone 8898] 阻止行動67日目
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      阻止行動の日にちに間違いがありました。今日で67日目です。すみません。
      6月23日(水)
      ・防衛施設局しは来ませんでした。

      今日は慰霊の日です。沖縄戦で殺された多くの琉球の人々に思いをはせ、その
人々の思いと共に生きるために座り込みは今日も続けられています。
      午前中からキャンプシュワブ内の防衛施設局施設の窓が開いたり、警察の巡回
が行われ、海上保安庁が見回りに来るという騒がしい一日でもありました。慰霊の日
にもかかわらず、彼らには常識というものがないのか。
      しかし、そんな緊迫感は慰霊の日のために集った沖縄中、日本中から人達が跳
ね返していました。
      慰霊の日なので人は余り来ないだろうと思っていたら合計で130人ほど来て
いました。

      毎回、防衛施設局、小泉首相によって沖縄の慰霊の日は汚され、煮え湯を飲ま
されてきました。
      去年、慰霊祭に小泉首相が来るということで抗議をしにいきました。目の前を
小泉首相が公用車で通ったときにタイミング悪く止めに入ることが出来ず、とてもと
ても悔しい思いをしました。
      慰霊祭の中では北中城村村議の宮城成光さんが「有事3法案成立絶対反対」の
団扇を掲げ、「小泉かえれーー!!!」と叫びました。
      その行動に慰霊祭に参加していた遺族達は共感し、その場では盛大な拍手が巻
き起こったそうです。
      今回はどうなったのか。遺族達に対しても身体検査があったのではないかと思
います。
      本当に腹立たしいですが、座り込みからこの状況を変えていきたいと考えてい
ます。

      戦時下の中でそれを指揮する小泉首相が沖縄の慰霊祭に参加するということ
は、彼は靖国神社と同じように献花したのだと思います。そう考えると怒りが噴出し
そうになる。
      「もう一度、国益のために沖縄は犠牲になれ。」というのでしょうか、そんな
ことは絶対に許されません。
      私達は闘う中でしかこの状況を変える事は出来ないのだと感じます。

      韓国の人々はイラクで拘束された韓国人が殺されたことで戦争に突き進むので
はなく、それを止めるために立ち上がっています。本当の意味での慰霊とはそこに真
実があるのではないでしょうか。