From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Sun, 13 Jun 2004 23:34:23 +0900

Subject: [keystone 8845] 阻止行動56日目
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org

6月13日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

午前中には6・23に向けた「平和行進」の出発式が行われ、300名余りが参加。
命を守る会代表の金城祐治さんの発言やヘリ基地反対協の安次富さんの訴えがありま
した。
この8年に渡る闘いにおける怒りや葛藤を祐治さんは切々と訴えます。「私達はそれ
でも座り込みを継続している。皆様の力が必要です。」と訴える。多くの人々に答え
て欲しい。この思いに。
平和行進団は出発。座り込みは静けさを取り戻し三線の音色が響いていました。

今日の団結弁当はゴーヤーチャンプルーに手作りいなりづし、きゅうりの漬物。全て
野菜は畑の人達からいただいています。本当に豊かな食事をさせてもらっている。本
当に炊事場で苦労をしている人達には感謝しています。

今日の座り込みは無事に終了をしました。明日は緊迫した朝を迎えると思います。出
来るだけ多くの人達が来て頂けるようにお願いします。

この日誌を見ている方にお願いいたします。この日誌を自分の知人に送る、知ってい
るMLに送る、印刷して配る。あらゆる手段を使って広げて欲しいと思っています。
辺野古の情報を毎日ホームページで更新させ、発信しています。周りにこのホーム
ページを活用し、伝えていただければ幸いです。
ジュゴンの家
http://www47.tok2.com/home/dugong/index.html 
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
http://diary5.cgiboy.com/2/henokonikki/  
の二つです。

この間に東京では有事法制に反対する集会が開かれています。その集会に寄せて命を
守る会より連帯のメッセージを送りました。その文章です。


「有事関連法を廃案へ!6・4緊急大集会」への連帯のメッセージ。
生命と平和を守るためにともに闘う仲間の皆様の行動に敬意を表し、辺野古「命を守
る会」より連帯のメッセージを送らせていただきます。

私達は平均年齢80代のお年寄りを中心とする「命を守る会」という市民団体です。
母なる地球に生きる、人間のみならず、全ての生命を守るために日米政府による米軍
の海上基地建設に反対して8年間阻止し続けています。
辺野古では4月19日より日本政府が基地建設の実質着工であるボーリング調査(地
質調査)を強行しようとしています。
現在、私達はボーリング調査の資材搬入を阻止するために道路に座り込みをしていま
す。座り込みを始めた4月19日から現在までで座り込み参加者は延べ3000人を
突破し、一ヶ月以上に渡る座り込みを継続し、ボーリング調査を阻止し続けていま
す。

 有事法案の成立は、沖縄の米軍基地内における沖縄の土地の接収を容易に出来るよ
うにするものであり、今まで反戦地主として土地の不法接収に対して抵抗してきた
人々の生き方を奪おうとするものです。そして私達が守ろうとしている生命の海を奪
い、戦争への道を開くものです。その法案成立を絶対に許すわけにはいきません。
 皆様の誇りある行動は私達、そして世界中で共に闘っている人々に勇気を与え、活
力を与えるものです。
 大和(やまと)と沖縄(うちなー)が真の意味でつながりあうには、沖縄が大和か
ら受けてきた全国の75%におよぶ米軍基地の押し付けを初めとする様々な差別を、
大和で生き、闘う人々が謝罪の意を込め、沖縄の歴史の痛みを共有し、私達と共に生
き、共に闘い、共に勝利しなければなりません。
 
私達の闘いは差別されている全ての人々の手に歴史の真実を取り戻し、過去、現在の
侵略戦争によって奪われた人々の文化、人々の生命を取り戻す闘いとなることでしょ
う。
二度と朝鮮半島に侵略を行ってはならない、イラク、中東地域での侵略を止めなけれ
ばならない、そして二度と沖縄から、侵略を行うための出撃をさせてはならない。
私達は謝罪の意を込め、朝鮮半島と中東の平和を願い闘っています。

 全ての労働をする人々、全ての学生、市民、生きとし生きる全ての人々にお願いし
ます。足や腰が悪いおばぁ、おじぃに代わって、私達と基地建設を止めるために、戦
争を止めるために共に座ってください。辺野古で私たちは待っています。
現在の私達、そしてイラクの人々の侵略という歴史の暗闇への抵抗は未来を開くバネ
となる。たとえ、今は疲れ果てたとしても私達は負けることなく、揺るぎなく立ち向
かわなければなりません。子や孫たちの未来のために。

2004年6月4日
ヘリポート建設阻止協議会「命を守る会」