From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@list.jca.apc.org>
Date: Thu, 10 Jun 2004 00:23:02 +0900

Subject: [keystone 8822] 阻止行動52日目
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      6月9日(水)
      ・防衛施設局は来ませんでした。

      県議選も終え、労働組合の人々が辺野古へと帰ってきました。
      連日の座り込み参加者人数は100名を越しています。
      沖縄は梅雨に入りこの間は雨ばかりが降っています。台風4号も近づいてきて
いるので、昨日の夜はテントを急いで片付ける状況で大変です。
      沖縄の台風はプレハブをも吹っ飛ばすので恐い・・・・台風4号は最大風速3
5メートル・・・・うーん。

      座り込みには豊見城村の96歳のおじぃがきていました。「50日目と聞い
て、いてもたってもいられなくなった」とのこと。
      「今まで遠くで見ていることしか出来なかったが、今日は思い切ってきてみ
た」という人や「一度来たら次も気安くなった」という人もいる。
      「コザ暴動で出会った人と再開した」という人もいました。
      「歴史は作るもの」という人がいた。「歴史が動くときはとてもストレスが溜
まるもの」とえつみさんは言っていた。ここに集う人達こそ一人一人が歴史的な人物
となっていくのを感じます。「歴史は作るもの」歴史は人が歴史を引き受けるからこ
そ作っていけるものなのだろうと思います。

      名護に休みに帰った時に名護に住む多くの人々から「がんばろう」と声をかけ
られた。本屋のおっちゃんやそばやのおばぁ、花屋のおねえさん。今、名護の人々は
立ち上がろうとしているのです。
      今、たとえばこの日誌を多くの人々に毎日知らせることや基地反対の思いを街
頭で訴える、友達に辺野古のことを話す、新聞に投書する、署名を集める、カンパを
募る、激励の文書を守る会に送る、それだけで全ての戦争に向かう流れを変えること
が出来る。イラクに爆弾を落とす状況をとめることが出来る。沖縄から基地をなくす
ことができる。しかし、何もしなければ何も起こらない。
      まず、座り込みが行われ、50日間以上も基地建設をとめ続けていることで
「戦争への道を、基地建設に向かう道を変えられる状況が来ている」と確信を持つこ
とが大事だと感じます。そこから何かが変わっていく。
      沖縄の人々が、日本中、世界中の人々が立ち上がれば基地建設は阻止できる!