From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Thu, 4 Dec 2003 14:42:59 +0900
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Subject: [keystone 8791] 阻止行動42日目
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5月30日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日はハーリーと満月まつり。朝からたくさんの人が集まり、漁港内にも車が溢れて
いました。
午後1時からハーリー大会が始まり、太鼓の音が響き渡る。「カーン!カーン!カー
ン!」えっさほいさ!と漕いでいく。見た人の話では「米兵は海兵隊のくせに運転が
下手でどうしてもキャンプシュワブの方に向かってしまう。”帰るのカー”と皆で大
笑いしていた。」とのこと。
キャンプ・シュワブは現在イラクのファルージャへ1500名以上を送り込んでいる
ため今回の参加者はいつもの半分というところでした。
基地建設を失くし、基地をなくさなければ次に送られるのは今日、きさくに笑ってい
た米兵達です。なくさなければ。
昔の琉球の海人はこのさばにを使って大海を渡っていたというからすごい。帆をつけ
たとしても横波にも弱いし、すぐに沈む。けれど軽くて小回りが聞く。帆をつければ
速さも出そうです。そういう意味でとても効率よく作られています。
名護でさばにをつくる風景を見たことがありますが、大木を束ねてそれをくりぬいて
いくというものでとても大変。でも一度つくって乗ってみたい気はします。

午後4時座り込みの後ろにある埋立地で「満月まつりIN沖縄」を開催!!
300名ほどの人達が集まっていました。選挙期間中でこれほどの人が集まるのはす
ごいことです。
韓国でも昨日、今日と2日間続けての「反米軍基地」と「イラク派兵反対」を掲げた
イベントが行われています。今回、満月祭りは全国、全世界合わせて70箇所で開
催。世界的な広がりを見せています。
満月の下、全ての共に生きる生命を守るために満月まつりは大きなうねりとなってい
ます。
ライブ、一言メッセージがかわるがわる行われ、次第に会場の熱気は上がっていきま
す。
一言アピールでは”泡瀬干潟、靖国問題、住其ネット反対、ジュゴン保護、浦添軍港
反対、辺野古基地建設反対”と沖縄における多種多様な訴えが行われていました。
ライブでは新しく”PANIC8・29”という沖縄のバンドも加わり、前回からの
参加で”ハズキッシュ・アイズ”や”知花竜海””スバップ&サンゴ”など若い世代
からのミュージシャンが増えています。PANICはとっても盛り上げ上手です。
フィナーレで歌った趙・博さんや海瀬頭・豊さんはやはりすごい。沖縄の歴史、怒
り、在日朝鮮人としての歴史、怒り。その訴えは心の奥深くに突き刺さるものがあり
ました。
最後は空に満点の星と月が輝き、その中で海瀬頭豊さんの「月桃」を全員で歌いまし
た。
感動的な一夜となり、無事に満月まつりを終えました。
やっとホっとした。よかったぁー。
明日もまた座り込み行動は続けられます。まだまだ緊張は続きます。