From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: "キーストーン メーリングリスト" <keystone@list.jca.apc.org>
Date: Tue, 18 May 2004 23:02:06 +0900
X-Priority: 3
Subject: [keystone 8727] 防衛施設局の台風対策。阻止行動30日目
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org

5月18日(火)
・防衛施設局の3度の訪問がありました。
今日で座り込みは一ヶ月を過ぎました。一日も早く基地建設がとまることを願いま
す。

午前6時、どしゃぶりの雨の中、今日も午前中から60人あまりが駆けつけ座り込み
が始まります。

午後、団結弁当を食べ少しゆっくりしていると「防衛施設局が来た」との連絡が入っ
た。
急いで駆けつけるとすでに防衛施設局員は帰っていた。
事情を聞くと、「防衛施設局は作業ヤードの台風対策をしたいと言ってきた。とりあ
えずこちらも話し合いがしたいのでということで帰ってもらった。13時30分にま
たくるといっていた」とのこと。
その前に警察隊が別件で辺野古漁港に来ていたため全員に緊張が走る。

13時30分、防衛施設局がまた訪問。
「台風対策のため、作業ヤードの補強をさせて欲しい」とすでにトラックまで用意し
てきていた。
こちらの代表が「私達は撤去を望んでいる。台風対策なら補強でなくとも撤去できる
のではないか。」と答える。
「一度戻って検討する」と防衛施設局。米兵に守られ、現場監督所がある基地内に
帰っていく。

15時再度、防衛施設局が来る。
「検討した結果、撤去した物資は作業ヤード建設敷地内に置かしていただく。台風が
過ぎた後、また再建する。」と防衛施設局員。
物資の撤去作業には防衛施設局員3名。応用地質の作業員が3名。地元の請負いをし
ている作業員が10名で作業。
5名いれば出来る仕事をなんだか、たくさんでやっていた。よっぽど早く引き上げた
いのだろうか。
再建する場合は先に応用地質が命を守る会事務所に電話するとのこと。
再建しないでそのままほっとけばよかろうに。
応用地質にとって不況の中で5億4千万円(ボーリング調査の受注額)の仕事は大き
いのだろうか。金が執着している理由なのだろうか。

人が建物を建設したり、物を作生産していくのは世の中を良くする為であって、壊し
ていくことではなかったはず。応用地質株式会社はいつから住民を殺す側になったの
だろうか。

座り込みには命を守る会のおばぁ達が12名も来ていました。防衛施設局が作業ヤー
ドを撤去して帰って行くのを見て大喜び。「ここはわったーたーのうみどぉー」と9
2歳のヨシおばぁがどなっていた。
それにしてもおばぁ達が現場で座っていると雰囲気と安心感がずいぶん違う。事務所
のほうが安心感がなかったのはそのためか・・おばぁはすごし。

私は事務所のほうで今日一日、RBC(沖縄の放送局)の取材を受けていました。横
にカメラがずっとあるのって結構緊張します。多くの人たちに訴える材料としていた
だければいいなと思います。