From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 15 Dec 2004 18:35:39 +0900

Subject: [keystone 10031] 阻止行動日誌239日目。富田晋。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org

12月13日(月)
・防衛施設局による違法な強行調査に対して阻止行動を行いました。

宜野座、国頭、金武、石川。東海岸で漁業営む海人達が辺野古の基地建設を止めるた
めに午前6時30分より集まっていました。
なんと阻止船は総勢14隻!!4ポイントに阻止船が3隻ずつが張り付き、完全にや
ぐらを閉鎖。作業を完全に阻止しました。
国頭、宜野座、金武、石川、つまり沖縄県の東海岸で漁業をしている人たちのほとん
どすべてが辺野古に集まっていることになります。
今まで私たちは3隻や4隻といった阻止船でもって多勢無勢の中で必死になって止め
に入ってきました。私の阻止船1隻で大型船8隻を止めに入ったことや、作業大船を
阻止船2隻で止めに入ったことを思い出します。
そんな中、海の男達が立ち上がりました。命を守る会が2639日間座り込み続け、
阻止行動座り込みを240日間余り行ってきた成果なのだと感じています。
海人達はずっと辺野古を見ていたのです。そしてけが人が続出する中、その理不尽な
国のあり方に怒りは噴出しました。
海人達は知っています。この海で杭が打たれるということはモズク養殖に甚大な被害
が出ることを。杭が打たれれば魚が減ることを。
生活をする。仕事をするということは自分達の場所を自分達の手が勝ち取ること。守
ることなのだということを。基地建設によって生命の海を破壊することではなく、基
地建設を止めることで自分達の場所を守り、新しい世界を築くことの大切さを。

海人達の海上でのその姿はたくましく誇らしくありました。それは言葉では伝えきれ
ないものです。
全国での支援や訴えの広がりは確実にこの辺野古で花開いています。辺野古に来られ
ずとも陰で支えてくださっている皆様の力だととても実感しています。
海人達は仕事を投げ打ってきています。支援を続けていただきたいと切に思います。
皆様、よろしくお願いします。