以下の詩「輝く未来」は、東京・江東区在住の作詞家、冴木萌奈(さえきもな)さんが当キャンペーンに贈ってくださったものです。

「輝く未来」
詩: 冴木萌奈

私達の知らない 世界のどこかの国で
今も核兵器が造られている
核を保有する国の指導者へ
私は問いたい
何の為に 誰の為に
核兵器を持ち続けるのですか
胸に手を当ててもう一度
あなたの思い みつめて下ださい
何が正しく 何が悪いのか
人類永劫 平和の為に
力の誇張を 核で示さないでください

想い出してください 私達の国のこと
広島、長崎 暑い八月の出来事
原爆の熱い光りに包まれながら
逃げ惑う人々の肌は赤く焼け溶けて
激痛(いたみ)と恐れ、遠ざかる意識の中で
水、水、水をくださいと
うめきながら 泣きながら
命尽きた人々の悲しみの運命(さだめ)
忘れないでください 忘れないでください
なにもかも一瞬にして 変わり果てたあの日
朝な夕なに 二つの街は 影絵のように揺れていた
このたった一つの美しい地球は
誰のものでもない
驕るなかれ 破壊するなかれ 人間よ
たとえ月で遊べる時代が来ても
宇宙に 青く漂う この星は
生命(いのち)あるすべての生き物のオアシス
決して人の手では創造できない
緑豊かな 樹木 育み
色とり彩りの 花を咲かせよう
偉大な地球は 人の優しい故郷(ふるさと)

世界を結ぶ 光り輝く七つの海
今日も歴史をぬりかえる
守り続けよう いのちの水 汚すことなく
語り伝えよう 生命の尊さ
世界は一つ 思いは一つ
人の輪広げて築こう 平和のかけ橋
希望を抱いて翔く 心豊かなる日々
贈ってあげよう 世界の子供へ
祈り届けよ 私達の願い
核なき世界 輝く未来


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