Q3. カムルチーについて、その他(1999.5.18, 匿名希望さんより)

はじめまして。

カムルチー(雷魚)を愛する人間としてお願いがあります。 ご存知のようにカムルチーは日本に移入されて約80年になります。 以来、日本の風土に合っていたのか全国に分布するようになりましたが、 現在では、開発の波を受け減少の一途をたどっています。 未だ彼らは外来種とされていますが、80年にもわたりこの日本で暮らし、 これまでの在来種とも共存してきた彼らを駆除しない方向で考えて頂きたいのです。 確かに彼らは魚食魚ですが、必要以上に餌を食うことはありません。 性格が獰猛で貪食だとか言われがちですが、人間より貪欲な生き物は地球上に 存在しないと思います。 人間の都合で連れてきた魚を今更になって、外来種だからなどという理由で駆除 するというのはおかしいのでは?と思います。

幸い、調査で捕獲されたカムルチーは放流されておられるようですので、 今後とも彼等を生かしてやって頂ければ嬉しく思います。

結局のところ、美しい自然を破壊しているのは人間なのです。 無計画な開発をおこなってきた我々に魚食魚だからといって彼等を責める資格は 無いと思いませんか?

A3-1. (1999.5.18, 高井利憲)

この度は本研究会へ御意見頂きありがとうございました。

カムルチーにつきましては本研究会の昨年の打ち合わせ会でも 議論がありました。捕獲すべきかすべきでないか。 で結局、カムルチーについては昔は在来魚と共存していたかもしれない という証言もありましたので、今回はとりあえず もっとも影響のあると思われるオオクチバスと ブルーギル(とコイ)だけを捕獲の対象にしました。 しかしこの問題は今後とも議論しなければならないと思いますので 匿名希望さんのご意見も参考にしていきたいと思います。 次回の打ち合わせ会で紹介しようと思います。


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