水質調査の結果を受けて本研究会が提案すること
- 病院の下水を調べる.
- 以前病院からの下水が漏れていた地点(地図の26)の電気伝導度などが依然高い値を示していることから,
いまだに下水が漏れている可能性が高い. そこで, 下水を管理する市や, 当事者の病院に問い合わせるなどして現状を確認する必要がある.
また, 特に病院からの下水は, 様々な化学物質を含んでいる可能性が非常に高いので, 過去に流された下水によって, 有害な化学物質が堆積物の中に蓄積していないかも調べる必要がある.
場合によっては浚渫もしなければならないかもしれない.
- 鳥に対するエサやり禁止を徹底する.
- 開水面(地図の6〜10)のCODが異常に高い. 原因として水鳥のフンなどが考えられるので,
鳥にエサをやってみだりに深泥池に鳥をおびき寄せるようなことはしないようにする. これは, 本研究会でポスターなどを作ることになった.
- 水道水流れ込み対策.
- 地図の35のところの水道水からの漏水は以前から問題になっているが,
今回の調査で, 水温が18℃を越えることがわかった. これは, 上水道から漏水した水がそのまま他の地下水などが混ざらずに直接池に流れ込んでいることを表している.
また, 電気伝導度も高く, 池の生態系に与える影響は致命的である可能性があるので, 早急に何らかの対策をする必要がある.
- 水路を繋げるのは危険.
- ここでいう水路とは, 地図でいう1〜5の水路のことである. この水路は,
京都市による深泥池の保全修理事業の一環として人工的に作られたものである. しかし, このまま, 31や30などの電気伝導度の高い地点まで水路を伸ばしてしまうと,
浮島への悪影響が考えられるので, 上記 1 で述べた調査をした上で判断する必要がある.
- 厳密な水質調査が必要.
- 今回の調査は市民の手によって行われたので, いろいろ限界があった. しかしそれでも多くの知見が得られた. これをもとに市でもきちんとした調査をしてもらいたい.
- 毎年定期的な航空写真が必要.
- 今回簡単な地図で場所を決めて採水したが, 継続的にこのような調査をしていく上で, もう少し厳密に採水場所などを決めておく必要がある.
そこで, 毎年航空写真を撮って, その上で調査地点を決めておく必要がある.
- 保全活用の具体的な事業として位置付ける.
一つ上に戻る.
ホームに戻る.